ゲーム用キーボード

2011年06月22日

ゲーム、特にFPSゲームでは、キーボードはなくてはならない入力デバイスの一つです。
ですが、FPSゲームを始めたばかりの方は、それほど気にする必要は無いと私は思っています。
FPS初心者の方は、まずマウスとマウスパットの方を変更することを考えた方が良いかもしれません。

ある程度ゲームになれてきて、もっと勝ちたい!とか、なるべく入力時間のロスを減らしたいと思うようになってきた場合に、交換を考えるようにした方が良いと思います。

マウスでも言えることですが、ゲーム用や評価の高いハードウェアはたいていの場合、高価です。
特に、キーボードの場合、同時入力数さえクリア出来てしまえば、マウスほど重要なデバイスでは無いため
後回しにしても良いのでは無いでしょうか?

色々あるキーボードの種類

キーボードには、いくつかの種類があります。
機械的な構造(キースイッチユニット)で分けると、だいたい3種類に分けられます。(ウィキペディア参照)

  • メンブレンスイッチ
  • メカニカルスイッチ
  • 静電容量無接点

メンブレンスイッチ

メンブレンとは膜の事。2枚の接点シートの間に穴のあいた絶縁シートを挟み、キーを押すと接点が触れ合う仕組み。安価に作成することができるので、現在最も多いキースイッチの方式です。
また、シートを押すための機構としては、ラバードームパンタグラフ、の二種類が主流。

ラバードームはその名の通り、ドーム型のシリコンゴムで作られていて、このドームがバネの代わりになり、キーを押した後の反発材になります。基本的にゴムなので、タイピングの際にはそれほど音がしません。
ただ、あまり耐久性は良くなく、故障しやすいとも言われています。(ゴムは耐久性に難がある)

パンタグラフは電車の屋根に付いてるあれの事。スーパーマリオのジャンプ台みたいな形をしたやつです。
見た目(構造)がパンタグラフと似ていることからそう呼ばれています。超薄型のキーボードやノート型パソコンのキーボードは基本的にパンタグラフです。構造的にキーのどこを押しても、きちんと入力ができる。少ないストロークで入力ができる。押すとカチャカチャ鳴る(鳴りにくいものもあります)などのような特徴があります。
また、このタイプはラバードームとセットになっている場合が多いので、メカニカルスイッチよりも耐久性は落ちます。

メカニカルスイッチ

キーの数だけ独立したスイッチがあるもの。メンブレンの場合だと、1シートに全てのスイッチが入っているので安価に、そして大量に作ることができるが、メカニカルスイッチは一つ一つスイッチを取り付ける必要があり、また、そのスイッチの配線などのための基盤が別途必要なこともあり、とても高価です。
ただし、耐久性に優れていて、なかなか壊れないので業務用でよく使われています。私たちがよく目にするお店にあるレジのキーなどが代表的です。
代表的な物で、ドイツのチェリー社製の物が有名です。この会社の製品で黒軸、青軸、茶軸などがあり、キースイッチ部分の色が各色になっていることからその名前で呼ばれています。

■黒軸

キーを押した距離に比例して、押したときの反発力が大きくなるキースイッチです。
簡単に言うと、押すほどに重くなるタイプ。実際には2ミリほど押し下げればキーが反応しますので、それほど重く感じることは無いと思います。ただ、慣れるまでは底までキーを押してしまいますので、重く感じるかもしれません。
クリック感は無く、スイッチが入った瞬間を感じ取ることはできません。
ただ、余計なフィードバックがない分ゲーム向きとされていて、黒軸を採用したゲーミングキーボードは多いです。

■茶軸

茶軸は黒軸よりも軽く押せる(押し下げ圧が低い)製品で、さらに、キーを押し下げていくと、途中で反発が無くなる(軽くなる)事で、スイッチが入ったことが指で分かるような仕組みになっています。クリック感はあまりありませんが、反発力の変化で入力ができたかが分かる仕組みになっています。黒軸より軽いキータッチですので、こちらもゲーム用キーボードで採用されています。

■青軸

青軸はスイッチが入った瞬間に、カチッと音の鳴るタイプです。
マウスのクリック音みたいな感じですね。ただ、音の鳴るタイプはうるさいと言うことと、ゲームにはあまり関係が無いことからか、あまり採用されている製品は見ません。
基本的にメカニカルキーボードはうるさいと思われていますが、キースイッチ自体が音を出している製品はこの青軸のような製品の場合で、殆どの場合スイッチ自体は無音です。キートップが底打ちしたときに鳴る音(カチャカチャ言う音)がうるさいだけで、キーを底まで打ち込まなければそれほど音はしません。まあ、殆どの方は底までキーを押すので、やはり音は出るのですが・・・・

静電容量無接点方式

静電容量の変化でキー入力を検知するタイプ。機械的なスイッチが無いため、スイッチ自体の摩耗が無く、耐久性に優れる。ただし、メカニカルスイッチよりも高価な場合が殆ど。ゲーム用キーボードでは殆ど使われているのを見ない。(いくつかは出ているがとても高価)耐久性はダントツで、コーヒーをこぼしても問題なく使えたなどの話もちらほら(本当かどうかは知りませんが・・・)
長く使うつもりなら、選択肢としてはアリだと思いますが、製品数が少ないため、自分に合った物を選べないのが難点。私の場合はメカニカルキーボードを現在使用しているので、次の買い換えの時には静電容量無接点方式のキーボードを試してみたいと思っています。
ただ、その時まで製品が販売されているかは疑問。大変高価な物で、沢山の人が買うとは思えないので、ゲームに使える製品がいつまで販売されているかは分からないので、気になる人は早めに買っておく方が良いかもしれないです。

キーボードを静電容量型に変えました。
どのサイトでも言われていることですが、打鍵感はとてもすばらしいですね。
あと、メカニカルに比べて、圧倒的に音が静かになりました。
全く音がしない訳では無いのですが、メカニカルの時は甲高いカチャカチャした音がしていましたが、
静電容量型の場合こもったような音になり、あまりうるさいと感じなくなりました。
難点と言えばゲーム用の物では無く、一般用?の物を購入したため、FPSでよく使うWASDキーの押し下げ圧が一定で無いため、ただ指をおいているつもりが、無意識のうちに入力してしまい、キャラクタがいきなり移動しだした!とか、慣れないうちは頻繁に入力誤作動が在りました。
今まで使っていた物が、押下げ圧が全て同じのゲーム用を使っていたので、 慣れるまでは苦労しました。
ちなみに購入したのはリアルフォースです。

Windowsキー、applicationキーの付いていないキーボード。ゲームではどちらのキーも必要ない為、ない方がかえって好都合な場合が多い。ちなみに、私はこれを購入。
変荷重な所に目をつぶれば、価格も比較的安くてオススメ。
ちなみに 左側「1 Q A Z」右側「9 O L >」 より左の通常小指で押すキーは30gそのほかのキーは45gの荷重になっています。
特にAキーはFPSゲームをするときに常に薬指をおいているので、意図しないタイミングで(無意識に)押してしまいびっくりするときがあります。

机が狭い方などにオススメ。テンキーレスモデル。統一荷重(All 45g)なので、 荷重の違いによる誤入力が少なくなるため、ゲームには最適です。
また、Windows キーとApplicationキーはスイッチで無効化出来ますので、各キーがあると不具合の起こるゲームをされる方にはうれしい機能です。キートップもWASDキーの色違いが付属します。
ちなみに、カナ表記無し、キートップ黒に文字は黒で印字してるので、ものすごく見にくいです。
キーボードを見ながらでないと、文字が打てない人には向かないかもしれません(ブラインドタッチが出来る人には関係無いと思います)
統一荷重で無くてもかまわない、少しでも安い方が良いと言う方は次のモデルをオススメします。

こちらは、変荷重モデル。Realforce91UDK-Gとの違いは変荷重であること、Windows キーとApplicationキーの無効化スイッチが無いこと、色違いキートップが付属していないことです。
荷重を変えることは出来ませんが、Windows キーとApplicationキーはキーストッパーで物理的に押せなく出来ます。ただ、ストッパーは付属しませんので、別途ダイヤテックのオンラインストアより購入する必要があります。
キーストッパー5個セット:300円
少しでも安くリアルフォースがほしい方には、最適では無いでしょうか。
色は白と黒の2色、黒に関しては、キートップの印字がゴールドなため、91UDK-Gほどではありありませんが、視認性が悪いです。


テンキーレスモデルを購入したら合わせて買いたい物があります。
それはテンキーです。シミュレーター系のゲームなどは結構必要になったりします。
テンキーは安いのでOKです。殆ど使わないですし
ただ、それでは面白くないので、自分は以下の製品を使用しています。

マクロが組めるプログラマブルテンキーです。
キートップに透明のカバーが付いているので、自分のわかりやすいアイコンなどを印刷して挟み込めば
オリジナルキーのできあがり。ゲーム用と言うよりもどちらかというと仕事効率アップの製品です。
残念な点は、マクロモードだとキーの押しっぱなしが効かなくなります。
1回の押下で1マクロ実行するようで、押しっぱなしにしても1回しか実行してくれません。
ですから移動キーのように押しっぱなしにする必要のあるボタンは登録できないことになります。


※統一荷重と可変荷重
文字を打つことが目的の人には、可変荷重の物の方が打ちやすいですが、ゲーム用となるとくせ者です。
何度も書いてますが、Aキーが簡単に入力されてしまうので、指を置いているだけのつもりでも、入力されてしまいます。(Aキーは30gの重さでスイッチが入ります。)
統一荷重の物でも30g統一の物は、指の重さだけで入力されてしまい、慣れるまでは大変です。
特に普通のキーボードから買い換える方は、本当に軽く乗せているつもりでも入力されてしまうので、かえって手が疲れてしまったり、集中出来なくなったりします。
統一荷重モデルの購入を考えている方は、45g統一モデルの購入をお勧めします。

誤入力例)押しているつもりが無いのに「aaaaaaaaaa」や「wwwwwwww」など入力されてしまう。
実際に押しているのですが、本人に押している感覚はありません。

リアルフォースシリーズを探す

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何を選べば良いのか?

どんな物でもそうですが、これが一番というのは無いと思います。
ある人にとっての一番が、他の人でも一番とは限りませんからね。打鍵感などにも好みが分かれる物ですし、打鍵時の音の大きさを重要視する方も居るでしょう。
ですからこれが一番というのは、なかなか言えないのも事実だと思いますが、あえて言えば、価格と性能のバランスが良いメカニカルキーボードがおすすめでしょうか。

まず、耐久性に優れていること。
FPSゲームは特に決まったキーを酷使します。
ゲーム用のメンブレン方式キーボードも発売されていますが 普通のメンブレンより耐久性を高めた物ではあるのですが、それでもメカニカルスイッチには適わず、少しでもメカニカルスイッチに近づける為にコストをかけていますので、そこそこの値段がします。それだったらもう少し上乗せしてメカニカルキーボードを買った方が賢明な気もします。
ただ、いくら耐久性が優れていると言っても、絶対に壊れないのか?と言うと、必ずしもそうでは無く。
壊れるときは壊れます。

次に価格が比較的に安いと言うこと(静電容量無接点方式に比べて)
もちろん2万円近くするメカニカルキーボードもありますが、1万円以下の製品もあり、選択肢が多いです。

耐久性や打鍵感などは、どうでも良いと言う方には、価格分の価値を見いだせないかもしれませんが
安物を取っ替え引っ替え使うようなら、最初から良い物を購入する方が賢明かもしれません。

一番のオススメは静電容量無接点方式のRealforceシリーズですね。実際に購入して試した感じでは、これ以外のキーボードはいらないな、と思ったほどです。
ただ、やたらと高価(約2万円)なのが難点です。

リアルフォース購入アドバイス

リアルフォースシリーズは、大変高価です。購入する際は以下のことに注意してください。

フルサイズキーボードか、テンキーレスキーボードか

どうしてもテンキーが必要な方はフルサイズの物を、テンキーなんか数字を入力するときにしか使わないという方は、テンキーレスを。テンキーはUSB接続の物が安価に出回っています。
殆どテンキーを使ったことが無いと言う方は、基本的にテンキーレスをオススメします。
机の上が広く使えるようになれば、マウスがキーボードに当たってうまく狙えなかったと言うことも無くなります。
それに、チャットしながら素早くマウスを握れるようにもなります。
ゲームメインならばテンキーレスが最適かと思います。

変荷重か統一荷重か

基本的に統一荷重をオススメします。
慣れれば変荷重のモデルでも問題は無いかもしれません。
出来れば統一荷重をオススメしますが、このようなモデルは生産数が少ないためか大変高価です。
比較的安価な変荷重に慣れるのも一つの手です。

その他の項目

1・統一荷重の種類・All45gなのか、All30gなのか(30gは本当に軽いです。慣れるまでは入力ミスが頻発)

2・キートップの印字の視認性

3・カナ印字があるかないか(特に文章をカナ入力で行っている方にはカナ印字が無いと使いにくいかも)

4・接続端子がUSBかPS/2か

4・付属品、特殊機能の有無

総括

先にも紹介しましたが、NG01B0 REALFORCE91UBK(黒)NG0100 REALFORCE91U(白)が値段も安くオススメです。必要な方はキーストッパーを別途購入すれば、windowsキーも無効に出来ます。(キーストッパーはダイヤテックのオンラインストアより)

 


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