FPSゲームとはファーストパーソン・シューティングゲーム(First Person Shooting)の略で、
一人称視点(キャラクターの視点)で進行するゲームです。
有名なバイオハザードシリーズ・メタルギアシリーズ等はTPS(サードパーソン・シューティングゲーム
Third Person Shooting Game)で三人称視点でゲームが進行します。
FPSとTPSの違いを映画に例えると、TPSはプレイヤーが操るキャラクターが画面上に確認でき、
映画を見ている
感覚でゲームが進行します。
一方FPSは、プレイヤーが操るキャラクターは基本的に見えず(手や武器は見える)プレイヤーの視点で
ゲームが進行します。映画の主人公になった感覚です。
FPSゲームで遊ぼう!
2010年10月03日 (2011年06月22日更新)
FPSゲームとは
上の文章を見てもらえれば分かると思いますが、キャラクター視点で進行するゲームがFPSです。
三次元の仮想空間をキャラクターの視点でプレイすることが出来るので、あたかも映画の主人公になった感覚でゲームをする事が出来ます。
キャラクターの視点がゲーム画面ですので、視点外(後ろや真横)等に居る敵は勿論見えません。
三人称視点(以下TPSと略す)のゲームであれば、キャラクターの後ろに居る敵も確認出来る物もありますが、
FPSは確認できません。
そこが難しいところであり、また楽しいところでもあります。
日本の家庭用ゲームは映画のセット内を移動しているキャラクターを、映画を見ているかのようにプレイするゲームが大半です。
上のほうでも書きましたが、バイオハザードシリーズやメタルギアシリーズが代表的です。
これは多分、家庭用ゲーム機のコントローラでプレイする(十字キーやアナログスティック)のに都合が良かったからではないかと思います。
一方FPSは十字キーやアナログスティックでは少し遊び辛いのです。(もちろんコントローラーで凄いプレイをしているツワモノ達が世界中にはたくさんいますが)
FPSゲームは基本的にパソコン用ゲームとして発展してきました。
移動にはキーボードのWASDキーを使用し、視点移動はマウス操作で行います。
敵を見つけて、銃などを撃つ場合マウス操作で照準を合わせますが、これが十字キーだと照準を合わせるのに時間がかかります。
勿論マウスを使っての照準も難しいのですが、十字キーよりかは随分ましです。
コントローラで遊ぶ事に慣れている日本人には、左手でキーボードを操作(キャラクターの移動)しながら右手でマウス(視点移動)をするFPSは
扱い辛く普及しなかったのではないかと思います。
しかし、現在日本内にもFPSゲームを遊ぶ方が増えてきて、最近ではFPSも盛んに発売されるようになりました。
もしFPSゲームに少しでも興味がある方は、無料で遊ぶ事の出来るオンラインFPSを試してみてはいかがでしょうか?
無料といってもお店で売っているものに負けないほどのクオリティで遊ぶ事が出来ます。
また、FPSゲームの醍醐味はオンライン対戦です。
お店で売っているFPSゲームも、オンライン対戦機能が備わっています。
ソロプレイ(キャンペーンシナリオ)をクリアしたら、オンラインの対戦で遊ぶのも楽しみの一つです。
というよりオンライン対戦の方が本番なのかもしれません。
代表的なFPSゲーム
代表的なFPSゲームをいくつか紹介したいと思います。
代表的といっても、私がプレイしたことがある物をメインに紹介します
Call of Duty:World at War
コールオブデューティシリーズ。 日本軍と米軍との戦闘(アメリカ視点)とドイツ軍とソ連軍との戦闘(ソ連視点)が描かれています。
この他にも、コール オブ デューティー2、コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア、コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2などがPC版で発売されています。
また、家庭用ゲーム機でも発売されています。
製品を購入する際は、基本的に海外版を購入し、有志の方が作成している日本語パッチを当てて字幕をつける方法をおすすめします。日本語版(特にモダンウォーフェア2)のローカライズが酷いとのことです。
今すぐダウンロードする
注意:購入の際は家庭用ゲーム機版と間違えないように注意しましょう。
LEFT4 DEAD
レフト 4 デッドはバイオハザードの様なゾンビが出てくるFPSゲームです。
バイオハザードシリーズと違うのは、 出てくるゾンビの量が桁違いに多い事(デッドライジングみたいに大量に出てきます) ゾンビが元気良すぎる事(全力疾走してきます)。
プレイするたびにアイテムの位置や敵の配置などが ダイナミックに変化する事。
この機能のおかげで簡単にクリアできる事もあればなかなかクリアできない事もあります。
シングルプレイ(オフライン)でも一応遊べますが、このゲームはオンライン対戦で遊ぶ事を前提に作られているようで オンラインで遊ぶと面白さが倍増します。
オンライン対戦は4人での協力プレイ(最終目的は全員で脱出する事)と 生存者4人vs感染者4人の対戦プレイの2種類があります。
前者はPC(プレイヤーキャラクタ)が生存者となって、NPC( AI )が操作する感染者を倒しながら目的地を目指す サバイバルゲーム。
後者は生存者も感染者もPCが操作し生存者は目的地を目指す事が目的、感染者は 生存者を戦闘不能にするのが目的(目的地に行かせないようにする) 基本的に生存者側は攻撃力に勝り、感染者側は物量に勝ります。
このゲームはこのバランスが非常に良く取れていて 白熱した対戦が可能になっています。 また、ミッションクリアの度に、そのミッションのデータも見る事が出来ます。
たとえば命中率やヘッドショット率 何回仲間を助けたか等細かい所まで表示されるので、自分がどれだけ役に立ったか等を数値で確認できるのも面白い演出 だと思います(映画のエンドロールのような演出で表示されます)
こちらのゲームは、素直に日本語版を買うと損をします。
輸入版を購入しても、設定でJapaneseにすれば、問題なく日本語になります。
このゲーム(valve製品)はSTEAMというツールで管理されており、ゲームをするには必ずSTEAMのインストールも
必要になります。また、STEAM導入の必要があるゲームは、基本的にネットでの認証が必要になりますので
完全にオフラインですと、ゲーム自体ができない場合があります。
もし、クレジットカードを持っていて、海外版を買うこと(L4Dは海外版と日本語版の中身は全く一緒です、日本語のマニュアル、サポートが付くだけです)に抵抗がないのなら、先にSTEAMに登録し、そこから購入しましょう。
L4D2を例に挙げると以下のようになります。
(執筆時点でのレートは1ドル80円前後ですが、少し余裕を見て85円で計算してみました)
STEAMの価格 $19.99 USD
日本円に直すと $19.99×85円=1699円
また、STEAMは時々セールを行うので$9.99USD で買える時があります。
$9.99×85円=849円!
人気のない中古ソフト並の価格で買えます。どうしてもパッケージ版がほしいという人は別ですが
拘りがなければ、STEAMよりダウンロード販売の製品を買うことをおすすめします。
また、STEAMでは、valve製品以外のゲームも沢山取り扱っています。英語でも問題ないアクションゲームなどは
日本語版を買う必要は全くないように思います。
ま、アサシンクリードみたいに英語が分からなくてもゲームはできるが、英語が分からないとストーリーが分からず面白さ半減、と言う場合もありますので、絶対に大丈夫だとはいえませんが・・・
とにかく気になるゲームがあった場合、日本語化(日本語パッチ)が在るか確認してから購入すると、幸せになれるかもしれません。
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