ゲーム用デバイス マウス・マウスパッド編

2010年10月04日

ゲーム用に作られたマウス・マウスパッドの話。 マウスですからゲーム専用ではありませんが、ゲームで使う事を目的とした作りになっています。 主にボタンの数が多かったり、精度の高い部品や、スペックを備えています。 FPSゲームなどは照準をマウスで行うので、マウスの性能は結構重要な要素です。

ゲーム用マウスとは?

最近のゲーム用マウスは殆どレーザーマウス(マウス移動を感知する機械がレーザーセンサーを用いた物)ですので、ここで紹介する マウスの殆どは、レーザーマウスです。
ゲームをするときに殆どのゲームでマウスを使います。
FPSなら照準、リアルタイムストラテジ(以下RTS)やシミュレーションゲームならキャラクタの選択や移動
行動制御など マウスを使わないゲームの方が珍しいくらいです。
普通のマウスでも十分ゲームは可能ですが、なぜゲーム用マウスをお勧めするのかと言うと、 私がFPSゲームをメインに遊んでいるから。
少しでも照準をつけ易く、また、激しい動きに照準が追従してくれるから、という理由でしょうか。
最近では、マウスの拡張ボタンも多くなってきていて、良く使うキーをマウスに割り当てる事も出来ます。
(キーボードを触らなくてもよくなる) ゲーム用マウスは激しくマウスを動かしても、ポインタ(カーソル)の移動に不具合が生じにくく、細かな動きも感知してくれますので 特にFPSゲームを遊んでいる方は、大抵ゲーム用マウスを使っているようです。(上記の理由からマウスの性能が、重要になりやすいジャンルだから)
FPS等のマウスの性能が重要になるゲームでは、無線式のマウスはお勧めしません。
無線式は有線に比べて、マウスの反応が遅い事と、たまに通信が途切れて動かなくなる事があるからです。

光学式(オプティカル)とレーザー式

現在販売されているマウスには、光学式とレーザー式の2種類があります。
どちらのマウスも光を使っている点では光学式なのですが、赤色LEDを用いたものを光学式、レーザー光(非可視光)を用いたものをレーザー式と言っている様です。
光学式は今現在すでに古い規格で、スペック的にもレーザー式に負けています。
ですが!なぜかFPSゲーマーはレーザー式よりも光学式を好みます。
これには訳があり、FPSゲームでは素早くマウスを動かすことがほとんどです。
その時にレーザー式では追従性が悪くなる傾向にあります。
光学式はレーザー式に比べ、素早く動かしたときの追従性(読み込み性能・トラッキング)に優れているようです。
ですから、FPSゲームをメインに遊んでいる人たち、中でも上級者の方々は光学式マウスにこだわっていると聞きます。
最近ではレーザー式も一部の製品で、光学式のトラッキング性能を凌駕した物が発売されているようですが、
まだまだ高価です。しかし光学式は性能はいいのに値段は安い製品が多いので、初心者の方には負担が少ない
と思います。


光学式の良い点

  • 値段が安い(枯れた技術・古い技術を使っているため安価に作れる)
  • 素早く動かした時のトラッキング性能に優れている

光学式の悪い点

  • 読み込み面(マウスパット)を選ぶ。光沢のある物の上では基本的に使えない。
  • 種類が少ない(メーカーはレーザー式に移行しているので、光学式マウスを作っているところが少ない)

レーザー式の良い点

  • 読み込み面を選ばない(それでもマウスパットは使ったほうがいいです)
  • 種類が豊富にある

レーザー式の悪い点

  • 値段が高い
  • 基本的に光学式のほうがゲームに向いている

コストパフォーマンスや性能の事を考えると、光学式をお勧めしますが、プレイスタイルや遊ぶゲームのジャンルで光学式の有利、不利は関係ない物もあります。かえってレーザー式のほうが良い場合もありますので。
以下のことを考えて光学式を選ぶといいかもしれません。

光学式が向いている方

FPSゲームがメインの方でローセンシ(1000CPI以下)の方などに向いています。また、普段からローセンシの方にも向いています。

※センシとはセンシビリティの事で、数値が高いとマウスを少し動かしただけで、マウスポインタが沢山動く設定の事(ハイセンシ)マウスのポインタの移動に沢山マウスを動かす事が必要な設定をローセンシといっています。400CPI~800CIP辺りがローセンシで、それ以上がハイセンシといわれているような気がします。

レーザー式が向いている方

ハイセンシ(1000CPI以上)の方、マウスパットを使わない方、マウスパットが小さい(大きく出来ない)方

 

初心者にもオススメ!ゲーミングマウス

ここでは、初心者の方にオススメ出来るゲーム用マウスを紹介したいと思います。
通常より高性能なセンサーを使用していたり、素早い動きや持ちやすさなどを追求した マウスですので、普通のマウスに比べると高い印象がありますが・・・

A4TECH

エイフォーテック¥ 4,114 (2% OFF)
マクロは魅力的
ゲーミングマウス:24位 (2010.10.04)
エイフォーテック¥ 3,780
プログラム機能は良
これはいい!
ゲーミングマウス:7位 (2010.10.04)

製品の特徴:USB接続 レーザーゲーミングマウス。ウェイト調整機能搭載縦横dpi変更可能。16kメモリを搭載し、お好みのマクロを保存できます。(手が大きい人用)
748Kはセンサーが光学式のバージョンです。

エイフォーテック¥ 4,088 (2% OFF)
日本人にピッタリなサイズの高性能マウス。ゲーマー以外にもお勧め。
nProtect動作環境下でもマクロ機能が使える
使いやすいダブルクリックマウス
ゲーミングマウス:6位 (2010.10.04)
エイフォーテック¥ 3,810 (4% OFF)
1流メーカー品と肩を並べる高品質マウス
小さい手の人にはお勧め
2週間で壊れた。
ゲーミングマウス:8位 (2010.10.04)

上記マウスのつまみ持ち用らしいが、手の小さい人はこちらをオススメする。XL-740K-J1だと赤いボタンに指が届きにくいと思われます。 どちらも4000円前後です。718BKは光学式です。

エイフォーテック¥ 4,305
ゲーミングマウス:4位 (2010.10.04)

とにかくボタンが多いモデル。マクロ機能はそのままにボタンが沢山ついているのでストラテジーやRPGで威力を発揮します。コンビネーションでマクロ発動するようにプログラムすれば、ボタン数より多くのマクロを登録できます。

このマウスは、各ボタンを自由にカスタマイズ(マクロの登録も可能)出来るのが面白ですね。
画像で見えている、赤いボタンはトリプルクリックをするボタンです。 FPS上級者が行っているタップ撃ちをマウスがしてくれるボタンです。(実際にはゲームによって自分で設定を変更しないとうまく機能しない場合があります)
使ってみた感想は、色々出来て面白いマウス(マクロやキーカスタマイズ)だと思いました。
性能も4000円前後のマウスにしては良く出来ていると思います。
今の所ポインタの移動に不具合が出た事はありません。 (私は体感した記憶はないです)
XL-740K-J1・ X-718BK-JPは形から想像できるかもしれませんが、被せ持ち用(マウスを掌で被いかぶせる様な持ち方)ですので 手が小さいと思う方には向かないかもしれません(トリプルクリック用の赤いボタンが押しにくい)
手が小さいと思う方は、XL-750BK-J1・X-718BK-JPをオススメします。

このマウスの一番の特徴は、なんと言ってもハードウェアマクロでしょう。
nProtect GameGuardを導入しているオンラインゲームでは、ソフトウェアベースのマクロは全く使えません。
これは、nProtect GameGuardがキーボードやマウスの操作を変更するプログラムをシャットアウトしてしまうからです。 しかしこのマウスは、マクロをマウス自体が覚える(nProtectからは人間が操作しているように見える)為、普通に使えます。
FPSゲームではマクロが使えなくても問題ないと思いますが(必要性が薄い。頻繁に使うラジオチャットを登録するくらいか?) RPG等のゲームだと、ショートカットが多かったり良く使う機能が何度もボタンを押したりしなければならない場合もあり、 どちらかというとこの様なゲームを遊んでる方にはオススメです。
複雑なマクロを組めるので大抵の事は出来ますし、キーボードのキーも押させる事が出来ます。(ハードウェアキーボードエミュレーション) 以下使えそうな機能を書き出してみました。

  • 各キーを好きなキーに変更できる(キーボードのキーも割り当て可能)
  • マクロが組める
  • マクロは座標指定も出来る。(絶対座標・相対座標)
  • 3つまで変数を使う事が出来る(マウスの中に変数を格納するので、使い道があまりない?)
  • マウスボタンの組み合わせで分岐できる(右クリックをしながら左クリックでマクロ実行など出来るので、一つのマクロに 複数のコマンドを仕込める。
  • nPro等のマクロが使えなくなる環境でも実行できる。
  • マクロはゲーム専用ではないので普段から良く使っているアプリにも使用できる。
  • マクロは1つのプロファイルに2個まで入れる事が出来る
    (ただし切り替えはソフトウエアが無いと出来ない)
  • 一度マクロを設定すればドライバ無しで他のパソコンに差し込んでもマクロが作動する。

DHARMAPOINT(シグマA.P.Oシステム販売 )

シグマA.P.Oシステム販売¥ 2,780 (7% OFF)
最高
低価格ゲーミングマウス新製品
買って正解
ゲーミングマウス:5位 (2010.10.04)

安くて、高性能!初心者の方の入門にぴったりな光学式マウスです。
日本人向けの小さめのボディーでたいていの方なら、不満無く使えると思います。
ゲーミングマウスを購入した事がない方、欲しいけど高すぎると思う方の最初の一台にお勧めです。

シグマA.P.Oシステム販売¥ 5,925
持ちやすい
・・・
PCゲームに最適
シグマA.P.Oシステム販売¥ 6,345
非常に満足
手の小さい方におすすめ。つまみ持ち専用
残念

DRTCM03はレーザー式ですが、光学式に負けない追従性を見せます。レーザーだからと敬遠する必要は無いと思います。十分FPSで使えると思います。
DRTCM02は03とまったく同じ形をした光学式センサー搭載機です。どうしてもレーザーは信用できないと言う方はこちらをお勧めします。
ハードウェアマクロも搭載しており、(A4テックには機能的に劣るが)マクロが作動しない環境下でも使用可能です
リフトオフディスタンス調整機能と言う面白い機能も搭載されていて、マウスをどれだけ浮かせると反応しなくなるかを、自分で調整する事が出来ます。レーザー式は特にこのリフトオフディスタンスが長いものが多く、マウスを浮かせているのに、カーソルが反応して動いてしまう誤作動が多々ありますが、これを自分好みに調整できます。
ただ、このDRTCM0xシリーズは大きさこそ日本人向けの小さい筐体ですが、マクロモード変更スイッチが微妙な
所にあり、マウスを持ち上げる時に右手の薬指で間違えて押してしまう事が多々あります。
値段や、形にこだわりが無いのでしたら以下の製品をお勧めします。

シグマA.P.Oシステム販売¥ 7,254
今まで『思った通りにマウスが動かせない』と言う人に是非
はじめてのゲーミングマウス
これまで発売されたダーマのマウスと比較しました
シグマA.P.Oシステム販売¥ 7,907
ゲーム目的ではなく
お値段以上

DRTCM1xシリーズはDRTCM15がレーザーセンサーでDRTCM12が光学式です。
レーザーセンサーは、DRTCM0xシリーズよりパワフルなセンサーが搭載されています。
光学式はDRTCM02と同じ物が搭載されています。(型番のDRTCMxy はxが本体の形状。yがセンサーユニット)
私が普段使っているマウスもDRTCM15BKです。
レーザーセンサー搭載のDRTCM15はセンサーユニットの搭載位置が、人差し指の下にあり、
マウスを浮かせたときに起こる不具合が少なくて快適です。
センサーが人差し指の下にあると言う事で、直感的に操作できると言う事ですがそこまでは体感できませんでした。
ユニットが前方にあるため、手首のスナップだけでも細かな操作が出来るのでそのほうが重要な気がします。
写真で見ると大きいような感じがしますが、実際にはDRTCM0xシリーズより持った感触は小さいです。
とても持ちやすく、気に入っています。
DRTCM0xシリーズで不評だったマクロ変更スイッチもマウスの裏面に移動していて、間違えてボタンを押すことも
無くなり快適になってます。(実際FPSゲームをしているときにはマクロ変更スイッチとかほとんど押しませんし)

今回私はレーザーセンサー(DRTCM15BK)を購入したのですが、使った感じは、DRTCM02の光学式とあまり変わらないくらいの性能だと思いました(変化を感じれるほど上級者でもないので・・・)
A4テックのレーザーセンサー版も所有していますが、DRTCM15から持ち替えると明らかにトラッキングの性能差を感じます。DRTCM15に関して言えば、レーザーだとか光学式だとか関係ない位の性能を持っていると思います。
それでも気になる方は、光学式(DRTCM12)をお勧めします。

ただ、注意していただきたいのは光学式のDRTCM12はセンサー位置がレーザー式のDRTCM15と異なる場所に
設置されている事です。DRTCM15は人差し指の下にセンサーがありますが、DRTCM12は中央手前にあります。
マウス先端にセンサーが付いていないので、先に説明した長所はなくなってしまいます。

マウスパッド

マウスだけ高性能なものに変えても、その性能を引き出せなければ何の意味もありません。
そこで重要なのがマウスパッドです。意外と軽視されがちなアイテムですが、結構重要です。

シグマA.P.Oシステム販売¥ 2,180
マウスの動きがやわらかい感覚
初めてのゲーミングマウスパッド
こういうパッドが欲しかった
マウスパッド:27位 (2010.10.04)
シグマA.P.Oシステム販売¥ 2,780 (11% OFF)
素直な特性に感嘆
あらゆる意味で異質なマウスパッド
満足

ローセンシビリティの方(400~800cpi)にお勧めなのがこれ、布製マウスパットですが、
ナイロン製なので手入れも簡単。
適度なやわらかさなので、手が痛くなる事も無くお勧めです。レーザー、光学どちらでもOK
30Sが30cmタイプで40Sが40cmタイプです。少し大きいので机に余裕が無い方は以下の製品をどうぞ。

シグマA.P.Oシステム販売¥ 1,479
コストパフォーマンスに優れた良品
今のマウスが気に入ってない方にもおすすめです
ゲーマーじゃない方にも、むしろおすすめ。
マウスパッド:9位 (2010.10.04)
シグマA.P.Oシステム販売¥ 2,166
シグマA.P.Oシステム販売¥ 2,480
シグマA.P.Oシステム販売¥ 6,080

ローセンシビリティの方(400~800cpi)で主に光学式マウスを想定して作られている製品。
大きさのラインナップも25cm~80cmまであり、ダーマポイントの本気度がうかがえる製品です。
(80cmなんて誰が使うんだろ?)
こちらも布製ですので、柔らかく手に優しい製品になってます。

シグマA.P.Oシステム販売¥ 2,680 (10% OFF)
固く黒く大きい
滑り&止まり良し
うーん
マウスパッド:21位 (2010.10.05)

こちらはプラスチック素材のハードタイプです。主にハイセンシプレイヤー(1000cpi以上)向けの製品ですね。
公式で光学式でもレーザー式でもどちらでも使えると書いていますが、同社の布製パットでもどちらでも使用でき
るので、これじゃないといけないと言う事はありません。(もちろんマウスとの相性問題で使えない物もあります)

SteelSeries¥ 1,680
コストパフォーマンスがいい
とてもいいです。
使い心地・触り心地良好!!
周辺機器・パーツ:178位 (2010.10.05)
SteelSeries¥ 1,180
すばらしい
使い始めてから半年ぐらい経ちます。
FPSで使用。
周辺機器・パーツ:30位 (2010.10.05)
SteelSeries¥ 2,280
悪くはない
臭いけど快適
使用感
周辺機器・パーツ:4040位 (2010.10.05)

SteelSeries¥ 3,618
ちょっと高いと思いましたが買って正解でした。
周辺機器・パーツ:721位 (2010.10.05)

こちらも人気の布製パットです。
63004が320 x 270 x 2 mm 薄型タイプ
63005が250 x 210 x 2 mm 薄型タイプ
63010が320 x 270 x 6 mm 厚型タイプ
63008が450 x 400 x 6 mm 厚型タイプ
安くて、使い心地がよいと評判です。特に25cmくらいの大きさが大抵の方の環境で丁度よい大きさのようで
人気が高いですね。
ただ、ローセンシの方はスペースに余裕があるのなら大きいほうを買う事をお勧めします。
小さいと、マウスがマウスパットからはみ出てしまい、あと1cmマウスが動けば勝てたのに・・・と言う事が
よく起こります^^;


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