Sound Blaster X-Fi

2012年02月25日

数あるサウンドカード(サウンドボード)の中で、FPSゲームに最も適しているのがSound Blaster X-Fiシリーズ。
その理由はCMSS-3Dheadphoneにあります。

なぜSound Blaster X-Fiなのか

Sound Blaster X-Fiシリーズ以外にもサウンドカードはありますが、Sound Blaster X-FiシリーズのCMSS-3Dheadphoneが高性能なのが一番の理由です。
Dolby Virtual Headphoneなどのバーチャルサラウンドは他にもありますが、現在のところCMSS-3Dheadphoneの性能が一番高いのが現状です。

CMSS-3Dとは

CMSS-3Dとは、「Creative Multi Speaker Surround」の略で、CMSS-3Dheadphoneはヘッドフォンに最適化
された物。DirectSound 3DやEXA対応ゲームをヘッドフォンで(マルチチャンネルスピーカー無しで)5.1chのサラウンドにしてくれるものだと考えて良いと思います。
基本的にFPSゲームの場合、ヘッドフォンでプレイするほうが、敵の音を聞いたりする上で有利な為ヘッドフォンを使用するのが普通です(特にオンラインで対戦する場合)。
しかし、ヘッドフォンは2chなので、小さな音を聞く事は得意でも、どの方向から聞こえてくるのかは分り辛い(右か左かは分るが)。
そこで重要になるのがバーチャルサラウンド機能で、この機能が一番ゲームに向いていると言われているのがCMSS-3Dheadphone。
ゲームがDirectSound 3DやEXA、OpenALに対応していれば、2chアナログヘッドフォンでもバーチャルサラウンドが利用でき、左右だけではなく前後左右の音の位置が明確に分るようになります。
オンラインFPSを遊んでいる方なら分ると思いますが、見えない敵の位置が音で判断できれば物凄く有利になります。
もちろんサラウンド化されていなくても、近くに敵がいることが分るだけでも十分有利ですが、細かな位置まで分ればどこから敵が出てくるのかが予想でき、待ち伏せも容易になります(敵が出てくるタイミングも分る)。

FPSゲームに限って言えば、2chアナログヘッドフォン+ CMSS-3Dheadphone(バーチャルサラウンド)が最強の組み合わせでしょう。もちろん例外もあると思うけど、基本的にはこのセットが一番優秀。

OSがWindows Vista以降の方は注意が必要

ここまで見た方は、上記のセットが一番いいことは大体分ったと思いますが、一つ注意があります。
それは、 DirectSound 3DやEXAはOSがWindows Vista(Windows 7も)の場合使えないと言う事です。
音は正常に鳴るのですが、サラウンド機能がまったく働かないので、2chアナログヘッドフォン+ CMSS-3Dheadphoneの組み合わせでも、音の方角を正確に判断するのは難しのです。
これはVista以降のOSがDirectSound HALを廃止した為、DirectSound 3DやEXAなどのサラウンドサウンドAPIが対応ハードウェアで処理できなくなり、Windows標準の2chソフトウエア処理で出力されるようになったからです。
せっかくのCMSS-3Dでも、一応サラウンド化はされているようですが、もともと2chしかない音声をサラウンド化しても、正確な音の位置は再現されません。
もし、Vista以降のOS+Sound Blaster X-Fi+ヘッドフォンを使っていて「音の方角が全然分らないんだけど」と
いう方は、まさにその通りなのです。
「それじゃ、意味無いのでは?」と思われたでしょう。
実はVista以降でもSound Blaster X-FiシリーズならDirectSound 3DやEXA機能を使う事が出来るのです。
それがCreative ALchemyと言うツールです。

Creative ALchemy

Vista以降のOSでは、DirectSound 3D等のサラウンドサウンドは使えない事は先ほど説明した通りなのですが
Creative ALchemyを使えば、Vista以降のOSでもDirectSound 3D等のサラウンドサウンドが使用できます。
なぜ廃止された機能が使えるのか?
ALchemyはゲームがDirectSound 3D等のサラウンドサウンドAPIを読み込もうとすると、その処理を横取りしてDirectSound 3Dと同等以上の機能のあるOpenALと言う違うサラウンドサウンドAPIに変換します。
(Windows Vista以降でもこのOpenALはサポートされていて、Sound Blaster X-FiはOpenALもサポートしています)
使えなくなった機能の読み込みが発生すると、その機能と同等以上のOpenALで処理を実行させるので、Vista以降のOSでも、サラウンドサウンドとして出力する事が可能なわけです。

ただ、このALchemyも万能なわけではなく、どうやっても対応できないゲームがあるのも事実です。
そのような場合はあきらめるしかなく、2chの音源でゲームをする事になります。
また、ALchemyはSound Blaster X-Fi(CMSS-3Dが使える製品)しか対応しておらず、他社製品のサウンドカードには対応していません。

Sound Blaster X-Fiシリーズ

Sound Blaster X-Fiシリーズはいくつかありますが、ゲーム用で購入するなら以下のものが最もお勧めです。

Sound Blaster X-Fi XtremeGamer


基本的にこれを買えばOK。後はヘッドフォンを接続し、 CMSS-3Dを有効にするだけで世界が変わります。
生産終了?代わりにTitaniumをどうぞ。

PCI Express Sound Blaster X-Fi Titanium

クリエイティブ・メディア¥ 7,854


メーカー型番 : SB-XFT
インターフェイス : PCI Express x1
アナログ入力 : 24bit / 96kHz / 2チャンネル
アナログ出力 : 24bit / 192kHz / ステレオ、または24bit / 96kHz / 7.1チャンネル
デジタル出力 : 光1系統,16 / 24bit・44.1 / 48 / 96kHz ,Bit-Accurate対応,AC-3 / DTSパススルー出力可,Dolby Digital Live出力可
デジタル入力 : 光1系統,16 / 24bit・32 / 44.1 / 48 / 96kHz,Bit-Accurate対応
マイク入力 : 24bit / 96kHz / モノラル
デバイスドライバ : DirectSound、MME、WDM、ASIO 2.0
対応API : DirectSound / DirectSound 3D,EAX 1.0 / 2.0,EAX ADVANCED HD 3.0 / 4.0 / 5.0,Open AL

XtremeGamer の上位モデル、デジタル入出力端子がどうしても欲しいという方や、性能は少しでも高いほうがいいと思う方はこちらを購入する事をお勧めします。
Recon3Dの発売でXtremeGamerは、生産終了っぽいので、代わりにTitaniumをおすすめ。
値段も安くなってますね。

Sound Blaster X-Fi Titanium HD (SB-XFT-HD)

クリエイティブ・メディア¥ 16,420

メーカー型番 : SB-XFT-HD
外形寸法 : 約165mm×約111mm、重量約278g、
インターフェイス : PCI Express×1
アナグロ入力 : 24bit / 96kHz / ステレオ
アナログ出力 : 24bit / 192kHz / ステレオ
デジタル入力(左チャンネルライン入力端子と共用) : 光1系統16 / 24bit・44.1 / 48 / 96kHz
デジタル出力(右チャンネルライン入力端子と共用) : 光1系統16 / 24bit・44.1 / 48 / 96kHz AC-3 / DTSパススルー出力可Dolby Digital Live出力 / DTS Connect出力可
マイク入力 : 24bit / 96kHz / モノラル
ヘッドホン出力 : 24bit / 96kHz / ステレオ
カード上の端子 : アナログライン出力端子(RCAステレオ)・アナログライン入力端子(RCAステレオ)/左チャンネル端子は光デジタル入力端子、右チャンネル端子は光デジタル出力端子としても機能・マイク入力端子(3.5mmモノラル)・ヘッドホン出力端子(3.5mmステレオ)・Intel(R)フロントパネルオーディオコネクタ
アナログ入力 S/N比(A-Weighted) : 118dB
アナログ入力 全高調波歪率 : 0.001%(THD+N、20kHzローパスフィルター)
アナログ入力 周波数特性 : 10Hz~46kHz(-3.5dB、24bit/96kHz)
アナログ出力 S/N比(A-Weighted) : 122dB(フロントチャンネル) / 117dB(330Ωのヘッドホン)/ 115dB(33Ωのヘッドホン)
アナログ出力 全高調波歪率 : 0.001%(THD+N、20kHzローパスフィルター)
アナログ出力 周波数特性 : 10Hz~90kHz(-3.5dB、24bit/192kHz)
デバイスドライバ : DirectSound、MME、WDM、ASIO 2.0
対応API : DirectSound / DirectSound 3D / EAX 1.0 / 2.0EAX ADVANCED HD 3.0 / 4.0 / 5.0 / Open AL
対応OS : Windows 7(32-bit、または64-bit)、Windows Vista(32-bit、または64-bit)

X-Fiの最上位モデル。ゲーム用のサウンドカードとしては、これ以上の物は無いと思います。
もちろん、映画や音楽を見聞きする場合でも、よほどのこだわりがない限り、不満は出ないと思います。
お金に余裕のある方は、これをおすすめします。

Sound Blaster Recon3D SB-R3D

Recon3Dに関してはこちらを確認ください。


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