比較的安いゲーミングマウス。
マウス自体の性能はぱっとしないものの、強力なマクロが特徴。
A4 TECH マウスリスト
2012年09月14日
光学式マウス
大きさは日本人向けで小さめ。
持ちやすさ、汗をかいた時の使用感などは、ほとんどの方が高得点をつけているようです。
リフトオフディスタンスが他の光学式より長めとの報告も出ていますが、人によっては問題ないと言っている方も
いるため、個体差の可能性もあります。
ただ、品質はそれほどよくないと言われる方が多いため、若干不安があります。
値段と性能、付加価値(マクロ機能)を考えると、大抵の方が4000円前後では安いと考えているようです。
基本的にゲーム用マウスですが、その豊富なマクロ機能の為か、ゲーム以外(普段使う用)でも高評価で
使う人を虜にしている製品です。(A4TECHほど豊富で柔軟なマクロが組めるマウスはたぶん他にはないかと)
こちらはかぶせ持ちの方に最適なモデル。X-718BK-J2より大きいため、手が小さい人は注意です。
レーザー式マウス
全部で12ボタンもある多ボタンマウス。
サイドボタンは多すぎない5ボタン。
戦争シミュレータ系のゲームに最適(特にarma2など)多すぎないから、どのボタンに何を設定したか覚えやすい。
マクロ機能(A4TECH Oscarシリーズ共通)
マウス全体の性能で言えば、このシリーズのマウスは平凡と言うか、普通と言うか・・・
この値段なら、他のマウスのほうがいいのでは?と思うくらい普通ですが、マクロ機能がとんでもなく便利です。
まず、ハードウェアマクロだと言う事。
nProtect GameGuard等を導入しているオンラインゲームでは、ソフトウェアベースのマクロは全く使えません。
これは、nProtect GameGuardがキーボードやマウスの操作を変更するプログラムをシャットアウトしてしまうからです。
しかしこのマウスは、マクロをマウス自体が覚える(nProtectからは人間が操作しているように見える)為、普通に使えます。
次に、柔軟なマクロが組める事。
普通のマクロは、特定のマウスキーに決まったキーボードのキーを指定した順番で実行させるだけです。
性能のよいものでも、押している間繰り返しマクロを実行するとか、一回だけ実行するとか選べますが、それくらいが限度です。
しかしこのマウスの場合、条件分岐とジャンプ(GOTO)が使えます。
また、マクロ実行のタイミングも、マウスのキーがが押された瞬間か、放された瞬間なのかを選べます。
これらの機能を複合して、サイドボタンを押している間マクロ発動準備に入り(ジャンプ命令でウエイト処理を繰り返させる)右クリックが押されたら10行目(マクロエディタの行数)にジャンプ。左クリックだったら20行目にジャンプ。と言う感じでひとつのボタンに数種類のマクロを仕込む事が出来ます。
これが大変便利で、マウスのキーが少なくても実際には沢山のマクロを組む事が出来ます。
また、マウスカーソルの座標も指定できます。相対座標と絶対座標の2種類が使用できますので、必要なほうを
選ぶ事が出来ます。これでマウス操作しか受け付けないゲームでも座標指定でクリックさせる事が出来ます。
しかし、いい事ばかりではありません。お世辞にもマクロエディタは使いやすいとはいえないのです。
マクロを作る人の考えで、いろいろな事は出来るのですが、使い勝手が悪いので思い通りのマクロを組むのには
少し苦労する事と思います。しかし、その苦労に見合うだけの結果は期待できると思います。
とにかく柔軟なマクロ機能には、他のメーカーには無いアドバンテージだと思います。
マクロはFPSゲームより、RPGやストラテジーゲームに向いていると思います、FPSだと頻繁に使って
タイミングがシビアじゃない動作と言えばラジオチャットくらいでしょうか・・・
いくら柔軟なマクロでも、タイミングが使う銃器でばらばらだったり、ランダム性のある事に使うには
少し役不足です。
その点RPGなどは基本的にタイミングがつかみやすかったり、単にマウス操作やキー操作の繰り返しが多かったり、
結構単純な操作をさせられがちですので、そういう単純作業をマクロ化するのが本来の使い方だと思います。
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